使いやすいシューズクロークにするため注意すべき7つのポイント

私は シューズクローク を玄関に付けることにしました。

今回はシューズクロークの内部の検討について考えたこと、打ち合わせたことなどをまとめてみたいと思います。

私の家の玄関収納はシューズを収納するスペース(下駄箱)がありません。そのためこの記事は、シューズを収納するシューズクロークを考えられている方にはまったく参考にならない記事になると思われますのでご注意ください。

シューズクロークの記事について

土間収納の考え方については、まだ間取りの検討中に書いた記事かありますので、よろしければご覧ください。

>> 玄関の収納を考える シューズクローク と 玄関収納

これはシューズクロークを間取りに組み込む場合の一般的な考えをまとめたものです。今回の記事は、私の家では土間に収納すべきものには何があるのか、そしてそれをどのように収納するのかを具体的に考えた結果をまとめてみます。

シューズクローク ドアと棚と壁

シューズクロークについては、家全体の強度的な問題により吹き抜けの大きさが変わり、それに伴って土間収納部が広くなりました。
そのため開き戸が引き戸になりました。

引き戸になった場合、戸が引き込まれるのはシューズクローク側です。引き戸が来る場所に棚を付けることはできません。
そこで壁を支えるための壁を追加することになります。

シューズクロークのドア

壁と棚との距離は、傘立てを置けるくらいのスペースを取ることにしました。400mmほどの距離が適当だと考えました。

シューズクローク 棚の強度

棚はそれなりの重さに耐えられるようにしなければなりません。シューズクロークに収納する物は、例えばバーベキューコンロやバーべーキューの鉄板、工具など、重量物が多いです。

もちろん重いものは土間に直接置くことになるのですが、どうしても重量物を棚に置きたくなる場合、1700mmの幅の棚では強度が心配です。

そこで中央にもう一つ壁を追加することにしました。

シューズクロークに壁追加

棚を支える壁はすべて補強して、後から棚を追加した場合、重量物を支えられるように考えました。

シューズクローク 室内の臭いと換気について

シューズクロークは野菜を置いたり雨具を置いたりします。当然臭いが気になる可能性はあります。対策は3つ考えられ、どれを採用するか検討しました。

  1. 換気扇を取り付ける :換気扇があれば強制的に換気してくれるので、臭い対策にも効果は絶大です。しかし換気扇とは「断熱性がほとんどない、建物自体の性能を落とす設備」です。それを考えると簡単に取り付けたくないもの設備なのです。
  2. 開き窓を取り付けて窓を開けて換気する :窓を開けたら断熱性能は落ちます。また部屋の中に一つの窓があるだけでは、すぐに部屋の空気を入れ替えられないかもしれません。一条工務店のシューズクローク用引き戸は、戸の下にかなりのすき間があり、窓を開けたらそこから外気が玄関にも入って来て冬は寒いし夏は暑くなるでしょう。
  3. ナノイーを取り付ける :換気扇や窓を開けることでの臭い対策よりも、我が家ではナノイーを取り付けることを選択しました。ナノイーの効果がどれほどのものなのかはまだ分かりませんが、家の性能を落とさず部屋の臭い対策をするにはこれがベストだと考えました。

シューズクローク 窓について

シューズクロークの窓は、JF1061+244にしました。幅が最も狭い窓です。

窓が狭いためこの窓からの採光だけでは昼間でも照度が足りない可能性が高いです。でも頻繁に利用するところではないので、照明をつければいいと考えています。

窓は間違いなく壁よりも断熱性能は劣ります。少しでも家の断熱性能を落とさないためにも、窓は小さいほうがいいです。

また今は照明スイッチは手動にしてありますが、これは後から必要であれば勝手にスイッチ(センサー式で照明を自動で点灯できるもの)に取り換えることを考えてもいいでしょう。センサースイッチに変えた場合にも対応できる位置に、現在のスイッチは取り付けてあります。

シューズクローク 棚の高さ

シューズクローク内の棚の高さは1,500mmにしました。1,500mmというのは、「室内の床に対する高さ」となります。土間の場合は室内の床よりも+200mm上がるので、1,700mmになります。1,700mmだと棚の上に物を収納するのも高すぎることはありません。

また棚の下にハンガーパイプが付けられますが、ごは棚から80mm下がった位置に付きます。つまり1,620mmの高さになります。この高さならば148cmの母でもなんとか手が届く高さになるはずです。

棚の高さは重要なので、ぜひ収納部に棚を付けられる方は、実際に設計士さんと展示場の棚の付いているところに行って、高さの検討をされることをお勧めします。

シューズクローク 照明スイッチとコンセント位置

シューズクロークの照明スイッチは入口を入って右側の壁に、コンセントは照明スイッチの下に付けました。コンセントは玄関の土間で何かをする時に使う可能性もあるので、なるべく入口に近い位置にしました。

シューズクローク 全体の確認

大体の理想ができたら、3Dで状態を確認したいと考えました。しかし3Dマイホームデザイナー12では、棚の設定が簡単にできません。他のパーツを組み合わせて作ることはできるのでしょうが手間がかかります。

また室内を3Dで確認する場合、広角にしてみる必要があります。広角にしないと室内全体を見こることはできないからです。しかしその場合は近い位置はひどく歪曲してしまい、イメージがつかめません。

3Dマイホームデザイナー3D画像

例えば階段を二階から見た画像ですが、広角100度にした場合、階段がとつてもなく長いものに見えてしまいます。こんな見え方をしてしまうので、マイホームデザイナーの3D機能で室内のイメージをつかむことはできないのです。

そこで面倒ではありましたが、エクセルの図形描写を組み合わせて再現し、確認してみました。

エクセルで作ったシューズクローク3D図

 

作るのは面倒ですが、一つ一つのパーツを付けていくことで、検討できていない項目を再確認することもできました。

ハンガーパイプの高さはどのくらいになるのかは、特に注意していませんでした。しかし様子を再現するにあたり、調べないとパイプハンガーを付ける位置がわかりません。一条工務店に確認することで棚からの高さを知ることができました。

このように面倒でもシューズクローク内部の位置確認を行うことで、検討漏れの項目も見つけ出すことができます。ここまでやらなくてもいいとは思いますが、高い買い物ですから徹底的に細かなところまで検討したかったのです。

シューズクロークまとめ

シューズクロークについてはあまり細かなところまで考えなくても家を建てることはできますが、パイプの位置一つでも検討しておいた方が、後々の後悔は少なくなると思います。

我が家の決めた仕様は以下の通りです。

  1. 重量物が棚に乗せられるように、棚の幅は900mm程度に抑えると便利。
  2. 換気扇を付けると断熱性能が落ちる。臭い対策はナノイーとした。
  3. 窓は小さいほうが断熱性能を落とさない。中途半端な窓をつけても結局は昼間でも照明が必要になる。割り切って小さな窓にした。
  4. 棚の高さは床から1,700mmとした。高すぎると使い勝手が悪い。
  5. コンセントは玄関で電化製品を使うことも考え、入口に近い位置に取り付けた。

せっかく付けたシューズクロークですから、使い勝手のいいように自分なりにしっかり考えておくと、快適に使えると思います。

>> 玄関の収納を考える シューズクローク と 玄関収納