土地探しの注意点 土地探しの経験から注意点をお教えします

土地探しでは、その土地がいい土地かどうか、判断しなければなりません。土地の立地条件や地盤の強さは誰でも考えることですが、それ以外にも気を付けるべきことがたくさんあるのです。土地探しの時に経験したことを中心に、私の考えを紹介させていただきます。

土地探しの注意点

付近の住民はいい人?

土地探しで経験した気分の悪い話をします。

候補の土地がネットで見つかったので、どんなところなのか見に行きました。道路から土地を見て話をしていると、隣の主人が出てきました。ちょっと挨拶を・・・と思ったのですが、威嚇するように睨みつけてくるではありませんか。

家の外に出てきたのに、何かをする様子もありません。用事があって外に出てきたとはとても思えません。ただずっと私たち夫婦を睨んでいるだけでした。そんなことが土地探し中に2回ありました。

この2回はいずれも候補の土地の北側にある家の主人が行ったことです。もし私が候補の土地に家を建てた場合、その家が私の建てた家の陰になり、日当たりが著しく悪くなります。売り土地が売れないほうが都合がいいのでしょう。どちらも人相の悪い中年の男性でした。

しかしそんなことをしても売り土地であればいつか必ず誰かが家を建てるものです。

誰かが土地の購入を考えて身に来た場合、毎回同じことを繰り返すとそれを気にするような繊細な優しい人は逃げてしまい、そんなことを気にしない横柄な人が家を建てることになります。

「他人のことなど気にしない配慮の欠ける人」だけを呼び込み、「繊細で優しい人」を排除するようなフィルターを掛けていることになるんじゃないでしょうか。

いずれにしろお隣さんが印象の悪い人では住みたくないですね。よほど気に入った土地ならば我慢するのかもしれませんが、そうでなければそんな土地は買いたくないものです。

幹線道路の横で車の通りがうるさいなどのことを気にする人に対し、付近の住民に対する問題の苦痛度はその比ではないという人もいます。私も最も気にしたのは近所の住民がどんな人なのか、です。私のようにまったく知らない他県に家を建てる場合、ご近所さんのことはとても気になりました。

今回私も土地を購入したのですが、私が土地を決めるきっかけとなった例を紹介します。

土地を決めるかどうかを確認しに行った時、ちょうど隣のご主人が子供を遊ばせるために道路に出てきました。躊躇うことなくご主人に声を掛け、話を聞いてみました。

「最近家を建てた3軒の家族に悪いところはないし、もともと住んでいる正面の人もいい人。人については何も問題ない。ただしごみを捨てる場所が遠いので、私は車で捨てに行っている」そんな話でした。

そのご主人もとてもいい人でした。人の問題はなさそうだなと思ったので、購入する気持ちが大きくなったのです。

威嚇するために出てくるような人に声を掛けるかどうかは別として、購入を検討している土地のご近所さんが外に出てきたら、ぜひ声を掛けることをお勧めします。

地盤について

地盤が悪いと地盤改良をしなければなりません。

地盤改良については、代表的なものは柱状改良工法と鋼管杭工法があります。この処置をしないと安心して住むことはできません。地盤改良については、費用が安くても100万円以上はかかります。思いもよらない費用がかさむことになります。

大昔では「地盤調査も行わずに家を建て、基礎が沈んで戸が閉まらなくなった」などのことはよくありました。私の実家も山を崩して整地した土地に立っています。削った山の部分は地盤が固く、その土を埋めた部分は柔らかいのです。そのため家の半分の土地が少しずつ下がり、家がゆがんで開きにくい戸があります。

しかし今は地盤改良するので軟弱な土地を購入しても、問題なく家が建つようになっています。

ただ先ほど説明した通り、地盤改良には多額の費用が掛かりますし、もし将来その土地を手放すとき、地盤改良するために埋め込んだ鉄パイプやコンクリートはすべて撤去する義務が生じます。その費用も多額になります。

地盤改良を行わなくても済む土地を選びたいものですが、なかなかそうもいかないところがありますね。

地理的に気に入った土地であれば、地盤が軟弱だからと言っていられません。ただし家を建てる時も、将来土地を手放す場合も余計な費用が掛かることを最初から頭に入れておいたほうがいいでしょう。

地盤を調査する

検討している土地の地盤を調査してみましょう。調査と言っても、機械を使って地中を調べることはできません。インターネットで土地の状態を調べるのです。

全国の地盤調査GAIAでは全国の土地の状態を確認することができます。

http://www.vic-ltd.co.jp/map/

また、時々分譲地全体が以前は池だった! なんてこともあります。

私が7年前に家を建てようとして土地探しをしている時、市が分譲地として売り出していた広い一帯は池が至る所にありました。また川も本来あった場所を埋め立てて、新たな場所に変更されていました。

これは大昔の航空写真を探し出し、現在の写真と比較した時に発見したものです。気を付けなければいけません。

またそのような軟弱な土地は、周辺の道路がひどく損傷しています。通る車の重さで道路がへこんでいくので、アスファルトはひび割れてしまいます。このような状態になった道路のある土地は要注意です。

「池、川、沼、田」など、水を連想させる名前が住所に付いている場所は土地が軟弱である可能性があると言われています。

幹線道路横の土地

幹線道路横の土地についてです。トラックが頻繁に通る場所では、音が気になるかもしれません。

私が今住んでいるマンションは、市の中心道路の真横にあります。しかも築20年を超える物件で、窓もサッシも古いので騒音がそのまま部屋に飛び込んできます。それでも耐えられているので、車の通りがうるさいことは我が家については気にしなくてもいいと思っています。高気密、高断熱でトリプルサッシの家であれば、外からの騒音はかなりシャットアウトされますし。

しかし問題は、揺れですね。

実は今のマンションの前には、同じ道路で家を一軒挟んだ位置にあるアパートに住んでいました。このアパートが大型トラックが通ると揺れるのです。寝ていると地震かと思うくらいでした。これは少し気になりました。

今のマンションはそのアパートよりも位置的な条件は悪いにもかかわらず、まったく揺れません。基礎や地盤によって揺れは大きく変わります。

地盤が悪いとか布基礎で家を建てる場合は、幹線道路の横だと大型トラック通過時には揺れを感じるかもしれません。

もう一つ気にするべきことは、洗濯物についてです。

近所に何かしらの粉塵や土が出るような条件があった場合、車が通過するたびに埃が舞い上がります。雨の日にも軒下に洗濯物を干した時などは、道路より風下に家があれば細かな水粒が舞い上がって、洗濯物に付着することも考えられます。

洗濯物だけではなく、トラックの通過時に舞い上がった水粒が窓ガラスにも付着して、窓がいつも汚く見えるかもしれません。私が幹線道路横の土地の購入をためらった大きな理由です。

木の葉が落ちてくる土地

これは都会の家ではまったく関係ない話です。田舎限定のことですね。

裏に山があるとか、神社があって大きな木が生えているなどで、屋根の高さよりも高い木が、家のすぐそばにある場合です。木からは必ず葉が落ちます。これが屋根に落ち、雨の日に流れて屋根の排水口につまります。自分で取り除けばいいと単純に考えがちですが、二階の屋根の雨樋を掃除するために、そこに行けないのです。

実家がそうなのですが、詰まったら掃除する術がありません。

母は新築して来年引っ越すことについて、「やっと雨どいの落ち葉のつまりから解放される」と最初に言いました。そのくらい面倒な問題だったようですね。

土地を購入する時は、まわりの木の位置にも注意しなければなりません。

後から大型団地が建つ

土地を購入した後に、後からすぐ近くに大型団地が建つこともあります。南側に高い団地が建ってしまったら、日当たりは著しく悪くなります。

私が7年前、最初に土地購入予定地として検討したのはTハウスの分譲地でした。近くに電気部品メーカーの工場があり、その工場の大型寮が建つと言われており、電気部品メーカーは予定地の購入まで済ませていたようです。

その寮が建つ場合、分譲地の南側は日が当たりにくくなることが想像できました。そのために分譲地は最後まで南側の土地が売れ残っていました。

私はその土地のすぐそばのアパートに住んでいましたから、寮ができる情報は得ていました。しかしよそからやってくる人には所有者が情報を流さない限り、気が付かないことだったと思われます。

本来ならば最も条件のいい南側の土地が売れ残り、さらに価格も安くなっていたことから、Tハウスでは購入希望者に情報を流していたと思われます。

しかしそんな良心的なことばかりではないと思います。

たまたま売主が大手ハウスメーカーだったので購入希望者に情報を流したと思われますが、もし個人ならばそんな情報は流さない可能性があります。

購入してから寮が立って日陰になってしまうのでは、後悔してもしきれません。購入予定の土地のそばに、大きな空き地があったら要注意です。

また、私の実家の前は市営住宅でした。築50年くらいの大変古くて小さな平屋の住宅が50棟くらいありました。土地を購入して家を建てた後に、この住宅を取り壊して5~6階建てのマンションを作る計画があると聞きました。

結局は計画倒れとなって今では市の分譲地になっています。しかしもしかしたらとても日当たりのいい南玄関の家から、日がほとんど当たらない家になっていた可能性があります。

近くに古い団地がある場合、立て直して高いマンションになる可能性もあるので注意したいです。

土地探しまとめ

土地探しについてはネットでも注意ポイントを教えてくれますね。

そんな一般的なことを抜いて、私が土地探しをした時に経験したことをもとに、注意するポイントや考えたことを書かせていただきました。

いずれにしろ、最も注意したいのは近隣住民の様子です。反社会的勢力の関係者が住んでいるとか、猫屋敷だったりとか、とにかく人の問題が一番煩わしいと思っています。

大型団地の少し離れた位置に土地が出たので、見に行きました。昼間はいい感じに見えたのですが、夜には土地の目の前の小さな公園に、団地にいるガラの悪い少年たちがたむろして、夜中まで騒いでいました。

土地周りの人の様子を観察することは大切です。

みなさんも家を建てて入居後に、やっぱりここに住んでよかったと思えるいい土地を見つけられるといいですね。

北側道路の土地は敬遠されがちですが、考えてみると意外にデメリットは少ないです。

以下に記事を書きましたので、よろしければご覧ください。

>> 【 北側道路の土地 】は悪くない 北側道路の土地は安ければ買うべき!!