【 考察フロアコーティング 】ネット上の情報をすべて信じると危険です!

新築するときフロアコーティングをするかしないか、検討する方も多くなってきました。

フロアコーティングについての情報は、インターネットで調べることがほとんどですが、この情報も様々な思惑があり、すべてを信じると危険です!

ネット上の情報について、注意点をまとめましたのでぜひお読みください。

一条工務店i-smartにフロアコーティングは必要?

私が選んだハウスメーカーは一条工務店です。一条工務店i-smartで家を建てる方は、フロアコーティングをする人がとても多いようです。いろいろな方がブログでフロアコーティングを紹介されていることが大きな理由だと思います。

でも少しだけ注意が必要です。有名ブロガーさんたちがフロアコーティングをしたと言っているので、フロアコーティングをすることは当たり前で絶対に間違いない行為だと思い込んではいないでしょうか? 私も一条工務店と契約して打ち合わせをしている最中には、そんな気持ちでした。一条工務店のブロガーさんたちの間ではフロアコーティングはおすすめという意見が多く、多くのブロガーさんがフロアコーティングを施工されています。そのような情報を見ていると、フロアコーティングを検討してみたくなるのは当然の流れですね。

我が家も上棟となり工事が進んで行ったのですが、家の完成も近くなりフロアコーティングについて真剣に考える時期になりました。そして本気になって真剣にネット内を調べてみると、フロアコーティングをすることについては否定派の方もたくさんいることに気づきました。

インターネット上の情報は、調べ方によっては偏った意見ばかりを見ることになります。その結果その偏った意見が大半の意見と信じてしまうことにもなりかねません。また信用しているブロガーさんが言っていることを全面的に信用してしまうこともあるでしょう。私もそんな一人だったわけです。

もし一条工務店で家を建てられている方で、少し前までの私のように「フロアコーティングをすることは当たり前のこと」と考えられている方がいましたら、一度だけでもその考えを捨ててクリアーな気持ちでフロアコーティングについて考えてみてください。一条工務店で家を建てている方以外の人たちにとっては、フロアコーティングをすることが当たり前ではないことが多いのです。

フロアコーティング否定的意見

フロアコーティングについて調べてみると、否定的な意見を持っている人が結構います。

  • コーティング皮膜は実はフローリングよりも柔らかくて傷がつきやすい
  • つやのあるコーティングは傷が目立つ
  • コーティングは人体に安全なものではないから、特に子供がいる家庭ではしないほうがいい
  • 剥がしたくなっても簡単には剥がせない
  • 10年くらいたつと剥がれてしまったところと剥がれていないところの差が目立って醜い
  • 3年くらいでひび割れする
  • ワックスなら年間1,000円くらいで済むから、フロアコーティングの方がコストが高い
  • フロアコーティングすると床材のメーカー保証がきかなくなる
  • 本当にフロアコーティングが必要ならフローリングメーカーが最初からコーティングして材料を出荷するはず
  • フロアコーティングをしたら床鳴りが出た
  • すぐに割れた、剥がれた

いろいろな意見があります。まだまだ探せばいくらでも否定的な意見はあるでしょうね。このような意見ばかりを見たら、フロアコーティングすることをためらってしまう人が出るかもしれませんね。しかしフロアコーティングのことを勉強されている方は、この中に間違った認識がたくさんあることに気づくのではないでしょうか。

また、これらの否定的な意見のほとんどを覆す品質を謳っている業者もあります。勉強していないと、フロアコーティングは不要だと考えてしまうかもしれません。

インターネット上での否定派の意見は、参考程度にとどめておく必要があります。例えば上記に挙げたフロアコーティング否定派の意見の一番最初のものですが、「コーティングの膜がフローリングよりも柔らかい」という意見です。現在のUVコーティングはH4~H6くらい。ガラスコーティングだとH7~H9くらいの硬度があります。普通のフローリングであれば、フロアコーティングのほうが硬いはずです。つまりあまり正しくない情報である可能性が高いのです。また、コーティングの硬さだけではなく、割れやすさとか安全性(危険な化学物質が含まれている)などにも違いがあります。フロアコーティング否定派の方は、あまり品質の良くない業者に施工を頼んだので、満足感が得られない可能性があるということです。

たくさんのフロアコーティング業者の中には、皮膜の柔らかいコーティング材を施工する業者があるのかもしれません。一条工務店の施主さんたちが思い浮かべるフロアコーティング業者では考えられない品質の業者もあるようです。コーティング被膜が柔らかすぎて、いとも簡単に傷が付いてしまうような品質の場合、フロアコーティングを否定的に考えてしまうでしょう。

フロアコーティングで問題になることとは?

私はフロアコーティングは良い業者を選ぶことができれば、品質に満足できると思っています。しかしどんな業者にフロアコーティングを頼んでも、絶対に問題になることがあるのです。特に光沢の激しいコーティングに発生する問題です。

それは人がいつも歩いているところは傷がついて光沢がなくなり、あまり人が歩かないところは光沢が残っている、という状態になることです。一条工務店i-smartの家を建てた人たちは、フロアコーティングをして満足されていることが多いようです。でもまだコーティング後に時間が経っていないため、人が頻繁に通るところとあまり通らないところで、細かな傷付きにより光沢に差が出ていないかもしれないのです。これはあくまで私の想像なのですが。

もしそのような状態になったとしたら、その時になって初めてフロアコーティングをしたことを後悔することになるのかも・・・。

光沢のないフロアコーティングを選ぶ?

光沢があるのはコーティングの膜が厚いからです。薄いコーティングであれば、フローリング表面の凹凸がそのままコーティングの表面にも現れて、光沢が少なくなります。しかし膜が厚いとフローリングの凹凸を消し去ってしまうため、光沢がでます。光沢があるのは、コーティングの膜が厚いことが大きな原因です。

薄い膜厚のコーティングであれば、もともとあまり光沢が出ません。将来的には傷がついても歩行の多いところと少ないところの光沢の差は出にくくなるはずです。

しかし光沢がないコーティングは、薄い膜なので使用して摩耗するとすぐに膜がなくなってしまいそうで心配です。厚い膜でも光沢を抑えた商品があれは、それが一番いいのでしょう。

もし光沢を抑えるコーティングを考えている方がいましたら、サンプルをもらって確認することをおすすめします。商品によっては膜厚がとても薄いものがあるからです。薄い膜厚でも構わないと考えている方は問題ないですが、施工後に確認して、とても薄い膜厚だったことを知ってがっかりすることがあるかもしれません。

フロアコーティングをする意味はない?

フロアコーティングをする意味はどこにあるのでしょうか? 一条工務店のi-smartでは、フローリングはEBコートという施工がされており、簡単には水分が染み込まないようになっています。フロアコーテイング肯定派は、子供の粗相やペットの尿、飲み物を床にこぼしたときなどに、床に染み込まずに拭くだけで処理ができると言っています。でもそれは床が無垢材で表面に何も加工がない場合などであり、一条工務店のi-smartのように水分の染み込みにくい表面加工をしたフローリングを標準にしているところも多いです。そのような床であれば、水分の染み込みを気にする必要はないでしょう。

物を落としたらコーティングされていても、母材であるフローリングがへこみます。コーティングしていても母材がへこんだら見苦しくなります。コーティングしていても生活していればフローリングにはへこみは増えていくのです。一条工務店のi-smartの標準フローリングは柔らかく、へこみやすいようです。

このように考えて、フロアコーティングをしないと考える人も多いようです。

それではフロアコーティングすることは意味のないことなのでしょうか? 私はそうは思いません。今までフロアコーティングについて否定的な文章を書いてきましたが、実は私はフロアコーティングの肯定派なのです。わかりにくい内容の記事で申し訳ありません。

フロアコーティングをして失敗したと考える人は、あまりよくない業者を選んでしまった可能性が高いです。またフロアコーティングをしてもいないのに悪く言う人もいます。やってみて失敗だったというのならわかるのですが、やりもしないで強く否定するのはどこに根拠があるというのでしょうか。否定的な意見を、すべてうのみにすることはしたくありませんでした。

もちろん肯定派の意見も注意すべきだと付け加えておきます。掲示板などの書き込みは、業者の宣伝のための書き込みである可能性もあるのです。フロアコーティングをしてよかったと言っている方は、実は業者の営業担当者だったり、社長だったりする可能性があることは、常に頭の片隅に置いておく必要はあると思っています。

いずれにしてもフロアコーティングをしておけば、していないよりも掃除は楽になりますし、傷にも強くなるでしょう。ジュースなどをこぼしても床に染み込むことを防いでくれます。することのデメリットはほとんどないと考えています。やらずに後悔したくないのでやってしまおうという考え方ですね。(お金がかかるというデメリットはありますね)

フロアコーティングする場合に注意すること

業者の選定を間違えない

フロアコーティングした場合、デメリットがほとんどないと書きました。しかししっかりした業者を選ばないと、デメリットだらけになるかもしれません。

家全体を10,0000円以下でコーティングしてくれる業者もいますが、耐年数がとても短いことが多いです。しかも予定の年数が来る前に剥がれてしまうこともあるようです。実績のある業者を選ぶことが重要だと思っています。

冒頭に挙げた否定派の方の意見は、先にも書いたとおり、あまりよくないフロアコーティング業者に施工依頼したことが原因で不満が出ていると考えることができます。フロアコーティングは安いものではないですから、後悔しないように徹底的に調査して依頼する業者を決めましょう。

人が頻繁に歩くところの光沢がなくなる

フロアコーティングの問題点は、先ほど書いたとおり、よく人が通る部分と通らない部分では、長い年月が経つと光沢が変わってしまうことです。きれいに光り輝く光沢がある床の場合、人頻繁に歩くところが傷によって光沢がなくなることが心配です。一条工務店のオープンステアにもフロアコーティングをするつもりですが、真ん中だけ光沢がなくなり、端はいつまでも光沢が残ることになってしまったら、ちょっとがっかりすることになるかもしれません。

このことについては硬度などの情報を集め、自分の選んだ床の色に対して、どれほどの期間でどれほどの問題が出るのかを考えて判断していきたいと思っています。

少し特別なやり方ですが、この問題に対する対策は考えています(たいした内容ではありませんが)。そのことも含めて、フロアコーティング業者の選定について後日記事を書く予定です。

フロアコーティングまとめ

結局私はフロアコーティングをすることにしましたが、簡単に決めたわけではなくかなり悩みました。

特に考えたのはフロアコーティングをするかしないかの判断と、業者の選定ですね。私の感じた注意点をまとめておきます。

  • インターネット掲示板の評判は「業者自らが自分の会社がいいと書き込んでいる可能性がある」ため注意が必要。
  • インターネット上で「〇〇に依頼したらすぐに剥がれた」などの書き込みを見ることがあるが、正しいこともあれば、ライバル会社のネガティブキャンペーンである可能性もある。騙されないようにしたい。
  • 一部の業者の施工不良のために、フロアコーティング業界全体を悪いと主張する人もいるので注意。
  • ワックス業者がフロアコーティングのネガティブキャンペーンを行っているという噂もある。
  • フロアコーティング業者がワックスの悪いところを書き込んでいるという噂もある。
  • フロアコーティングは施工直後はとても満足できるので掲示板やブログ等で「フロアコーティングはとても良い」と紹介する人がいたとする。しかしその後、経年劣化等で後悔した場合、その気持ちを公表しないかもしれない。本当にいつまでも満足できているわけではないのかもしれない。

ちょっと独創的な考えでしたが、フロアコーティングについて思ったことを記事にしてみました。読んでいただいた皆さんが、フロアコーティングに対していい判断をされることを願っています。