防音対策の効果は? 2×4工法では室内の音が響く?

インターネット上の情報によると、一条工務店i-smartでは、発生した音が他の部屋に響くと言われています。

一階で普通に生活する程度の音で、二階に寝ている子供が起きるような話もあります。我が家でも10月に子供が生まれる予定です。入居前に音の問題で子供に影響が出ることを心配したため、できる限りで防音対策を施してあります。

そして、入居して1ヶ月たちました。一階の生活音は二階に耳障りなほど響いているのでしょうか?

我が家の音についての状況を紹介します。

一階の音は二階に響かない!!

我が家では一階の音は二階にほとんど響きません。i-smartは外からの音に対する遮音性は優秀ですが、室内ではよその部屋で出した音がとても気になると言われています。しかし住んでみた限りでは、問題ないというしかありません。30年前に建てた実家に比べたら、はるかに静かです。

リビングでテレビの音を、「この大きさではリビングにいるのが嫌になる」というレベルにまで上げて、二階に行ってみました。しかしほとんど音が聞こえません。電子レンジの音などは、どれほど耳を澄ませても聞こえません。これは意外な結果でした。

私たち家族が、音に対して鈍感だからというレベルではありません。普通に生活するレベルの音をリビングで出しても、気になると思う人はまずいないと思います。遮音性は素晴らしいです。

我が家の防音対策

間取り打ち合わせ時に、すでに記事にしていますが、我が家では防音についてはできる限りやっています。その対策を紹介します。

LDKと二階をドアで仕切る

我が家のLDKは、スリットスライダーで階段のある玄関ホールと仕切りがされています。直接二階とLDKはつながっていないのです。一階の音が二階に響かない大きな理由はこれですね。扉を開けていると音が聞こえますが、閉めると音が一気に小さくなります。リビング階段にしなかった理由は、騒音対策と防寒対策でした。これがばっちり決まったわけです。

上の画像では、真ん中に見えるスリットスライダーの向こう側がLDKになります。

私もリビングにオープンステアを入れることを考えました。おしゃれなのでLDKの雰囲気がとてもよくなると思ったからです。そんな間取りも考えましたが、防寒防音のために諦めたのです。その我慢が、遮音性につながっていると考えると、してやったりという気持ちですね。「おしゃれな家は作りたい。しかし機能を重視したい」という我が家の基本コンセプトを守り抜いた結果だと思っています。おしゃれではないですが、選んだ間取りが予想以上の効果を上げてくれることはうれしいですね。

LDK天井一面にグラスウール

一階のLDK天井には、一条工務店i-smartのオプションとして、一面すべてにグラスウールを入れてもらいました。防音効果については懐疑的な意見もありますが、絶対にないよりもあった方がいいです。これがあるので我が家では一階の音が二階に響きにくいのだと思います。

壁にも防音対策

トイレに面する壁には、すべて防音のためのグラスウールを入れました。グラスウールごときで防音対策にならないと考えている方もいるかもしれません。しかし効果はあると思います。我が家はそれだけではなく、二階の部屋と部屋の間にはすべてクローゼットが挟んでであります。壁だけで隣の部屋とつながっているところがありません。これも防音効果を上げているはずです。

防音対策にもなった壁補強

今考えてみるといらないと思われるところにまで壁補強がしてあります。壁補強は、12mmの板を壁に入れることになります。石膏ボードだけの壁に比べて、防音性はかなり上がるはずです。これも地味に防音性を上げる結果につながっていると考えています。

防音対策のデメリット

防音性が思ったよりいいと喜んでいますが、困ったことも出てきます。それは、来客があった時にインターホンの音が二階の部屋にいると聞こえないという問題です。

訪問者としては洗濯物が干してあることを確認できた場合など、家の雰囲気からしても絶対に家に人がいるとわかることがあります。夜には照明が点いていたりすると、絶対に人がいるのはわかります。その状態で来客者はインターホンを押して玄関で待つわけですが、誰も出て来ないと気分は良くありませんよね。遮音性が高いと、このような事態になる可能性があるのです。

しかしその対策も考えておきました。もう一台インターホンに連動して呼び出しが鳴る機械を二階に置いておけば、来客時に二階にいても安心です。

我が家では二階にインターホン専用のスマートホンを購入してアプリを入れ、来客が会った時にはスマートホンからチャイムが鳴るようにしました。これでいつでも確実に来客があったことを知ることができます。

このことは以下のリンク先に記事を書きました。興味のある方はご覧ください。

一条工務店i-smartの室内で音が響く問題について

他人の出した音については、気にする人と気にしない人がいるため、音が気にならないという我が家の判断については、誰にも当てはまるものではないと思います。しかしできる限りの対策をすることで、音が響くといわれる一条工務店i-smartでも、静かな寝室を作ることができたと実感しています。

一条工務店i-smartで一階の音が二階に響いて気になるという方は、ほとんどが直接二階の部屋に一階の音がぶつかるような、吹き抜けのある間取りと想像します。壁をはさんだりドアをはさんだりした場合は、遮音性が他の家と比べて劣ることはないと思われます。

リビングに吹き抜けを付けることを考えている方は、間取りによっては我慢できないほど一階の音が二階に響くことになると考えた方がいいのかもしれません。

我が家では先ほども書きましたが、「おしゃれさを取るか、機能を取るか」で、機能を選んだのです。リビング吹き抜けやリビングにあるオープンステアには憧れました。何度もリビングのオープンステアの図面を自分で書いて検討しました。それでも遮音性と防寒性にこだわって、諦めたのです。

これから家を建てられる方は、間取りを考えるにあたり、その二つのどちらを取るかしっかり考えて答えを出されることをお奨めします。

リビング吹き抜きの家を建てて、入居してから一階の音が二階に響くことに悩むとしても、そんな事態があると認識した上で間取りを決めたのなら諦めもつくと思います。

二階の寝室が静かなことは望ましいですが、リビング吹き抜けというおしゃれな家も作りたいと思う気持ちも捨てがたいですよね。家づくりは難しいです。