キッチンのシンクは人造大理石よりもステンレス!!

一条工務店のi-smartではキッチン のシンクを選ぶ場合、人造大理石シンクとステンレスシンクが選べますが、どちらにするのか悩んでいる方もいると思います。

我が家ではステンレスシンク一択で、人造大理石シンクにすることはまったく考えませんでした。

人造大理石シンクを推す記事はネットの中にはあふれていますが、ステンレスシンクを推す記事はあまりありません。これでは人造大理石を選ぶことがおしゃれで正しいと考えることが当たり前になってしまいそうな感じがしています。

しかしネット情報ではなく実際に家を建てた人たちに話を聞いてみると、人造大理石シンクよりもステンレスシンクを好まれる方も多くいることがわかりました。

そのような状況ですから公平性を持たせるためにも、ステンレスシンクを推す意見もネットの中には必要だと考え、記事を書いてみました。

どうして人造大理石シンクにしなかったのか?

私たち夫婦が一条工務店のi-smartで家を建てると決めた時、「なるべく気を使わないで過ごせる家を作ろう」というコンセプトで家づくりをしていきました。その考えで行くと、人造大理石シンクは白系で汚れや傷が目立ちます。ステンレスシンクの方が気を使わずに使えることは間違いありません。

キッチントップの御影石はグレーにしました。もう少し暗いブラック(下画像右)が良かったのですが、汚れが目立ちそうです。そこで見た目の好みを犠牲にして、御影石はグレーにした経緯があります。

これと同じように、シンクも白であれば汚れが目立ち、掃除をステンレスシンク以上にしっかりする必要があると思えたのです。

ご存知の方もいると思いますが、一条工務店のi-smartでは、キッチントップを標準仕様の人造大理石から御影石に変更できるオプションがあります。しかし御影石のキッチントップにすると人造大理石のシンクが選べなくなり、ステンレスシンクに限定されます。我が家ではキッチントップを御影石にしたため、シンクはステンレスになることが決定していました。

御影石のキッチントップは絶対に採用したいオプションでした。御影石トップにしたことでステンレスシンクしか選べなくなりましたが、まったく問題ありませんでした。人造大理石シンクよりもステンレスシンクのほうが気に入っていたからです。

これが逆で御影石トップには人造大理石のシンクしか選べないと言われたら、とても悲しくなったと思います。そのくらい人造大理石シンクにすることは躊躇われました。その理由は先ほども書いたとおり、日々気を使ってシンクを使うことが絶対に嫌だったのです。

人造大理石シンクの利点

インターネットで情報を集めたところ、見た目のきれいさに惹かれて人造大理石シンクを採用することが一番の理由のようです。白で統一したキッチンが美しいですからね。

それ以外の人造大理石シンクの利点としては、キッチントップとシンクが一体になり、掃除がしやすくなると言われています。

ステンレスシンクを選ばない理由

いろいろな方が人造大理石シンクを選ばれており、ステンレスシンクを選ばない理由も説明されています。多くのブログから、ステンレスシンクを選ばない理由を洗い出してみました。

  • キッチントップとシンクが一体でないため、継ぎ目ができて掃除がしにくい。
  • 熱いお湯などを流すと、金属が膨張して「ベコン」と音を立てるのが不快。
  • 傷が付きやすい。

このようなデメリットと人造大理石シンクの美しさに惹かれて、ステンレスシンクを選ぶことがないようです。

ステンレスシンクの欠点について

上記のステンレスシンクのデメリットについて、実際に使ってみた私の考えを紹介しておきます。

ステンレスシンクとキッチントップの継ぎ目について

キッチントップとステンレスシンクの継ぎ目が掃除しにくいとの意見があります。しかしキッチントップとシンクは一体ではないですが掃除がしにくいとは思っていません。ひどい凹凸があるわけでもなく、継ぎ目はきれいに処理されています。しかもほとんど汚れない場所なので、掃除をする頻度もとても少ないのです。

「ステンレスシンクは継ぎ目が掃除しにくい」という問題は、我が家ではまったく気にならないことなのです。「掃除しにくくもないし、汚れることもほとんどない」からです。

ステンレスシンクに熱いお湯を流したときの膨張音について

一条工務店 ステンレスシンク

今までいくつかの賃貸住宅に住みました。どのシンクも熱いお湯を流したときに金属が膨張して変形し、「ベコン」と音を立てていました。

しかしそれらのシンクの特徴は、シンクに少しだけ体重をかけて上から押すと、簡単にベコベコとシンクが変形するのです。しかし一条工務店キッチンのステンレスシンクは、がっしりしていて上から押してもほとんど変形しません。その堅牢さが功を奏しているのか、熱いお湯を流したときにも、音を立てたことはありません。一条工務店の営業さんに話を聞きましたが、ステンレスシンクは熱湯を流してもベコンと音を立てないように考えて作られているそうです。

熱湯をやかん一杯流すなどのテストはしていません。これは排水管のパッキンなど、シンクの下にある排水設備に悪影響が出る可能性があると考えているからです。通常の使い方で熱湯を流す程度では、膨張による音は発生しないのです。i-smartのステンレスシンクがベコンと音を立てるくらいのお湯を流したら、人造大理石シンクでも排水管が壊れてしまう可能性は高いでしょう。

ステンレスシンクは傷が付きやすいのか?

人造大理石はステンレスよりも固いという話があります。そのためステンレスシンクのほうが傷が付きやすいと言われています。しかしステンレスシンクは傷が付いても人造大理石シンクほど目立ちません。もともとステンレスシンクの表面には細かな凸面が付けられていて、傷がついても目立ちにくいようになっています。逆に人造大理石のシンクは、傷が付いたら白系なのでとても目立つはずです。

傷が付いた場合、人造大理石ならば傷ごと表面を削り取ることで傷をなくすことができるようです。しかしどのような削り方をしても、新品よりも表面粗さは落ちるのです。表面粗さが落ちれば水のはじきも失われますし、光沢もなくなります。新品の状態には戻らないのです。

人造大理石のほうがステンレスよりも硬いので、人造大理石のシンクのほうが傷が付きにくいですが、傷がついても目立ちにくいステンレスシンクのほうが、我が家には合っていると判断しています。

どうしてシンクは人造大理石ではなくステンレスなのか

人造大理石のシンクではなくステンレスシンク一択だったのか、今まで書いてきたことよりももう少し突っ込んだ内容で、私の本音を書かせていただきます。

インターネットの情報では、「人造大理石シンクは気を使わなくても汚れない」と言われる方が複数いらっしゃいます。しかしステンレスシンクと同じくらいに気を使わなくても問題ないものでしょうか? ステンレスシンクを選ぶと、液体の染み込みをまったく気にすることはありませんし、ほんの少しの汚れは目立たないので気づきません。しかし人造大理石シンクはステンレスシンクと同じレベルでぞんざいに扱えるわけではないと思います。

濃い色の液体をシンクに放置しても、絶対に色が染み込まないのでしょうか。白い色のシンクは、毎日磨き上げなくても大丈夫なのでしょうか? 我が家ではシンクは簡単に水洗いするだけで、特別な手入れはしていません。それと同様の手入れで、きれいさを保てるものなのでしょうか?

私は人造大理石のシンクを使ったことがありませんので、もしかしたら本当に簡単な手入れで、きれいな状態を保てるのかもしれません。しかしソースなどの液体の染み込みについてはどうなのでしょうか?

引き渡し時にハウスメーカーより液体の染み込みには注意するよう説明されているはずです。まったく染み込む可能性がないものであれば、説明する必要はありません。注意するよう説明するのですから、ハウスメーカーでも染み込みの可能性はあると考えているのです。

物性から考えても、人造大理石のシンクは濃い液体を長い間拭き取らずに放置すると、液体が染み込む可能性があると私は判断しています。液体の染み込みについては、一切染み込むことのないステンレスシンクと同等ではないはずなのです。

我が家では母の視力が悪いので、知らないところでしょうゆやソースをこぼして、そのまま放置してしまうことがあります。もしキッチントップやシンクが人造大理石であった場合、母の行動にいつも気を配る必要が出てきます。

濃色の液体が染み込まないように気を使う。傷をつけたら白いシンクは目立つので、傷をつけないように気を使う。毎日使うキッチンですから、そのような気持ちで使うのは我が家には合わないと判断しました。

家を建てた直後は「きれいな状態をずっと保つために、毎日しっかり手入れするぞ!」と考えると思います。しかし育児や仕事が忙しくなった場合、その気持ちをずっと持ち続けられないかもしれません。そんなときに気遣いの必要な設備があると、とても煩わしく感じる可能性もあるのです。

シンクに対する満足感の違い

見た目の好みを重視される方で、白の人造大理石シンクが好きでたまらない方は、人造大理石シンクを選ばれるべきです。私は見た目の満足感よりも、気楽に使えることが大切なので、ステンレスを選んでいます。

白の人造大理石シンクがどうしても欲しい方には、強い理由があることでしょう。もちろんその意見を否定するつもりはありません。自分が満足できると信じたものを選び、入居後も満足できることが大切です。

人造大理石の白いシンクが大好きな方には、とても不快な記事になっているかもしれません。申し訳ありません。